こんにちは!弘前市大清水にあるパーソナルジムLeeFの管理栄養士トレーナー神です!
今回はゼロカロリー食品について解説したいと思います。
最近ではコンビニやスーパーなどでも、よく見かけるようになったゼロカロリー食品ですが、これらはダイエット中でも食べても問題ないのかどうか、たびたび話題にあがります。
以下のようなものです。
今回は、現状、定説とされている人工甘味料が体内でどのように代謝され方や私のゼロカロリー食品に対する考え方を解説していきます。
そもそも人工甘味料とは??
人工甘味料とは人工的、化学的に製造された甘味成分で、飲料や食品に利用されます。
人工甘味料は砂糖よりもはるかに低カロリーで少量でも甘みが強いため、摂取カロリーが低減できること、食後の血糖値に影響を与えないことなどから、肥満や糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防効果が期待されます。また、糖類と異なり微生物によって発酵されず、酸を産生しないことから、虫歯の予防にも適しています。
日本で広く利用されている人工甘味料に、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなどがあります。食品衛生法により、1日当たりの摂取許容量が定められています。
1日の摂取許容量
・アスパルテーム 体重1kgあたり40mg未満
・アセスルファムカリウム 体重1kg当たり15mg未満
・スクラロース 体重1kg当たり15mg未満
ゼロカロリー食品の定義
実はゼロカロリー食品は厳密に言うとゼロカロリーではありません!
これを話すと悲しい気持ちになる方もいるかもしれませんが、ゼロカロリーとして表記できるの食品は、栄養表示基準に基づき、100gあたりのエネルギー(カロリー)が5kcal未満であれば、ゼロカロリーと表記することができます。
ただ、100gあたり5kcalですので、ほぼほぼカロリーは低いことがわかると思います。ですが、いくらでも食べても良いものではないということをここでは分かっていただきたいです!
人工甘味料は太る、太らない論争
1番気になるところが、ここになると思います!
この論争は今も行われており、正確な結論は未だ、はっきりはしていない印象です。
<太る側の意見>
太る側の考え方としては、人工甘味料を摂ることで、血糖値が上がり、インスリン(血糖値を正常に戻すホルモン)がでて、血糖値が下がる時に摂食行動(何かを食べたくなる)を起こしやすくなり、その結果、食べてしまうから太るというものです。
<太らない側の意見>
太らない側の考え方としては、人工甘味料を摂って血糖値が上がったとしても、ゼロカロリーはゼロカロリーだし、その後に来る、摂食行動を起こさなければ太らないというものです。また、中には、血糖値自体、変動しないと考えている人もいます。
この論争、、、終わるときが来るのでしょうか?(笑)
食べても太ったりしない??
ここからは、私個人の体感と、考えによるものですので、1つの考え方として捉えてください!
まず、私の体感からすると、ゼロカロリー食品は食べても太らないと感じています。
つまり、その名の通り、ゼロカロリーと捉えています。
私は、ボディ系のコンテストの為に減量を何度もしたことがありますが、減量中、ほぼ毎日ゼロカロリーゼリーやゼロコーラなどを摂っていました。そんな私ですら、それらを摂ったからと言って、翌日、脂肪が増えてしまったと感じたことは1度もありません。
ですが、上記でも説明しているように厳密にはゼロカロリーではありません。多量に食べ過ぎるとその分カロリー積み重なりますし、人工甘味料には1日の許容摂取量が設定されています。
ですので、ゼロカロリー食品との付き合い方としては、1日に1~2つまでにして、ダイエットをできるだけストレスなく、継続するための、1つの道具として捉えるのが良いと思います!
まとめ
まとめると、以下のようになります!
・ゼロカロリー食品がカロリーゼロの理由は人工甘味料を使用している
・人工甘味料は「太る」と「太らない」という意見、両方が存在する
・「太る」側の意見は、人工甘味料を摂取した後に摂食行動を起こしやすくなることに起因する
・つまり、人工甘味料自体では「太らない」
・ゼロカロリー食品はダイエットの助けになる人もいるので、1日に1~2個までにして楽しむ程度に(個人的な意見)
今回の記事について、またはその他ダイエットのことなど疑問があれば、ぜひお問い合わせページからお気軽にご質問ください!
今回は以上です!ありがとうございました!
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