〝 食欲の秋 ” 到来!

健康

こんにちは!弘前市大清水にあるパーソナルトレーニングジムLeeFの管理栄養士トレーナー神です!

暑い夏が過ぎ、秋の訪れを感じる季節になりました🍂
秋といえば、「食欲の秋」、「味覚の秋」というように美味しい食材がたくさんあります。
今回のブログでは、食欲をコントロールするためのポイントをご紹介します。
秋の味覚をたのしみながら、健康づくりを意識しましょう😊✨

秋に食欲が増すのはなぜ?

秋は1年の中で一番食欲が増す季節として知られています。
その理由として下記の3つが考えられます。

●基礎代謝が増し、冬に備える
気温が低くなると、人間の体は体温を保つため、生命活動を維持するエネルギーである「基礎代謝」がアップします。体温維持にエネルギーが消費されるため、消費されてしまった分を食事で補おうとして食欲が増すのです。

●美味しい食材が多く出回る
「実りの秋」と言われるように、9月~11月は夏のつよい日差しを受けて存分に光合成を行い栄養豊富に育ったたくさんの食材が旬を迎えるようになります。
そのため、人間の嗜好に適した食材が多く出回ります。

●セロトニンの分泌量が減少する
人間は日照時間が短くなり、日光を浴びる時間が少なくなると神経伝達物質であるセロトニンの分泌が少なくなります。セロトニンは人の心を安定させる作用と、満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあり、別名「幸せホルモン」と呼ばれます。
つまり秋は日照時間が急速に短くなるため、それに比例してセロトニンの分泌も減少し食欲が増すのです。

食べ過ぎを防ぐためには

●規則正しい生活をする
食事は1日3食規則正しくとることが大切です。欠食により食事の間隔が空いたりすると血糖値が急上昇し中性脂肪が増えやすくなります。また、一気食べの原因にもなります。

●噛む回数を増やし、ゆっくりと食べる
よく噛むことは満腹中枢が刺激され、過剰な食欲を抑えることができます。
そしてよく噛むことは食欲を抑えるヒスタミンが分泌され、腹八分目にしても満腹感を十分に得られるのです。

●食べる順番を工夫する
副菜(野菜・海藻・きのこ類など)から摂取することで、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
血糖値を緩やかに上げることで、体脂肪の蓄積を抑制します。

●美味しいものを少し食事に取り入れる
人間には感覚特異的満腹感という、美味しいものを食べた時に満腹感を感じさせるシグナルがあります。秋は美味しいものが豊富な季節なので、満腹感を得るためにも秋の味覚を少しずつ楽しんでみてください。

今回の記事では、秋の味覚をたのしみながら食欲をコントロールするためのポイントをご紹介しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇‍♂️

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