こんにちは!弘前市大清水にあるパーソナルジムLeeFの管理栄養士トレーナー神です!
ダイエットの基礎知識シリーズです!このシリーズは
- 最近体型が気になってきたからダイエットしたい
- 痩せて恋人や家族を見返したい
- 意図せずに太ったり痩せたりを繰り返したくない
- 太らない食生活を身につけたい
という悩みを持っている方に、今日から実践できるダイエットの基礎知識をお伝えしています。
今回は、ダイエット休みをテーマにしてお話ししたいと思います。
ダイエット休みという言葉はあまりポピュラーではありませんが、ダイエットを頑張っている方や
これから頑張ろうとしている方には押さえておいてほしいものになります。
結論から言うと、ダイエット休みを効果的に取り入れることで、
ダイエットの停滞を防ぐ
ことができる可能性が高いです!
では、次からそのメカニズムを解説していきます。
ダイエット休みとは
そもそもの話をしますが、ダイエット休みとは一体何をするものでしょうか。
それは、
食事制限を休む
ということです!
長い期間、食事量を摂取カロリー<消費カロリーの状態にしていると、同じくらい1日で活動していても、カロリー消費量が少しずつ落ちていく現象が起こってしまいます。
これは、人間のごく自然な反応です。人間は「恒常性」というできるだけ同じ体の状態を保とうという性質を持っています。
この反応はダイエットの時も例外ではなく、体重が減りすぎるを「恒常性」によって防いでいるのです。
これが一般的に言われている「停滞期」ということになります。
この状態になってしまった時に有効な手段が「ダイエット休み」(食事制限を休むこと)になってきます。
では次から具体的なやり方について説明します。
ダイエット休みのやり方
簡単にいうと、
1日の摂取カロリー=1日の消費カロリー
の状態になるまで食事量を戻し、摂取カロリーを増やします。
例によって、また、私のダイエット時の摂取カロリーを例に説明しますが、
私のダイエット時の
摂取カロリーは1,833kcal
で、
1日の消費カロリーは2,553kcalとなります。
つまり、
消費カロリー-摂取カロリー=720kcal
消費カロリーが1日で720kcal上回る生活をしていることになります。
その状態を続けると、最初の方は順調に体脂肪が落ちていきますが、先に説明した「恒常性」によって、消費カロリーが徐々に減っていってしまいます。
それを防ぐ為に、ダイエット休みを設けます。
ダイエット休みは、
摂取カロリー=消費カロリー
の状態にするのですから、私の場合は、
1日の摂取カロリーを720kcal分程、増やすことになります。
720kcalはご飯にすると、約400g(丼ご飯大盛くらい)になります。
この食事量を1~3日間継続します。
何日実施するかはその時の状態によって判断する必要がありますが、不安な方は1日から始めることをおすすめします!
これがダイエット休みのやり方の全容になります。
ダイエット休みの効果
ダイエット休みを行うことで、下記の効果が見込めます。
- 落ち込んだカロリー消費量をダイエット前の状態近くまで戻す
- カロリー制限のストレスの解消
- 疲労回復
- 体重の減少
落ち込んだカロリー消費量をダイエット前の状態近くまで戻す
摂取カロリーを増やすことで、身体は、もう消費カロリーを抑える必要を感じづらくなり、自然とカロリー消費量がもとの状態近くまで戻ることがいくつかの研究でわかっています。
ダイエット休みを定期的に行いながらダイエットを行うことで、筋肉量を維持しながら、体脂肪を減少させることができたという研究もあります。
カロリー制限のストレスの解消
これも大事なことです!僕含めほとんどの方が食事制限はストレスを感じやすいと思います。ダイエットはそのストレスといかにうまく付き合うがかなり大事な要素になってきますので、このダイエット休みの時に食事量を増やして、そのストレスを軽減させれるのは非常に大きいですよね!
疲労回復
主に糖質の摂取量を増やすことで、体内のグリコーゲン量を回復させることができ、疲労の回復を促進させることができます。ダイエット中は糖質の摂取量も十分量でなくなっていますので、ダイエット休みにしっかりと糖質を摂取することがおすすめです。
体重の減少
これはどういうことかと言うと、ダイエット中はストレスが多いので、コルチゾールというストレスに対処するためのホルモンが盛んに分泌されている場合があります。このコルチゾールは体内に水分を溜め込んで浮腫みのもととされています。その状態だと、いくら摂取カロリーを抑えてもなかなか体重は減ってくれません。そこで、ダイエット休みを設けることで、コルチゾールの分泌が弱まり、体内の浮腫みが収まり、水分が排出されることで体重が減少するということが起こります。
ダイエット休みを設ける頻度
10日間に1回くらいがおすすめです。
ですが、順調に体脂肪が減少している。または体重の落ちが鈍っていない。
のであれば、あえてダイエット休みを設ける必要はありません!
なぜなら、このブログで何回も説明している摂取カロリー<消費カロリーのダイエットの原則の状態を作れているからです。
まとめ
・ダイエット休みとは食事制限を休むこと。
・ダイエット休みのやり方は1日の摂取カロリーを1日の消費カロリーと釣り合うまで増加させる。
・ダイエット休みの効果
- 落ち込んだカロリー消費量をダイエット前の状態近くまで戻す
- カロリー制限のストレスの解消
- 疲労回復
- 体重の減少
・ダイエット休みを設ける頻度は10日間に1回程度
今回の記事について、またはその他ダイエットのことなど疑問があれば、ぜひお問い合わせページからお気軽にご質問ください!
今回は以上です!ありがとうございました!
コメント