朝食は体内の目覚まし時計!

栄養

こんにちは!弘前市大清水にあるパーソナルジムLeeFの管理栄養士トレーナー神です!

私たちのからだには体内時計と呼ばれるものがあるのを知っていますか。
睡眠や体温、血圧、ホルモン分泌などの変化をつかさどっている大切な機能です。
体内時計は、朝起きて太陽の光を浴びると約15時間後には眠くなるという光との関係があります。これを「体内リズム」といいます。
「体内リズム」と自分の「生活リズム」のズレを無くすことが心身ともに健康に過ごすカギとなります。
そのために、まずは朝食をしっかりとる習慣をつけましょう。
今回は朝食を食べることによるメリットをご紹介します☀️

メリット①体温を上昇させる

私たちが寝ている間、体温は低く保たれ、脈拍も安静時より減少しています。
朝食を食べることで、消化管(食道や胃、腸など)が動き始めます。
これらは筋肉でできているため動き出すと熱を得ることができ体温の上昇につながります。
そうすることで脳や身体の準備を整えることができます。

メリット②エネルギー源の補給

脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。
このエネルギーは寝ている間も消費しており、朝はエネルギーやエネルギーを産生するために必要な栄養素が欠乏している状態です。
ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができないため、朝食で補給することが重要です。
しっかり補給することで、集中力や記憶力、運動能力アップにつながります。

メリット③便通を良くする

胃のなかに食べ物が入ってくると大腸の動きが活発になり、腸内にある便を送り出します。
この動きは一日のうち朝食後が最も活発になるといわれています。
朝食を食べることにより排便のリズムが作られます。

メリット④日中の体温維持

1日の体温リズムは、朝食をとったあとから上昇し始め、昼間に最高値になります。
朝食を食べることによって体温維持が可能となり、脳や身体の活動モードを保つことができます。
しかし、欠食をすると通勤などの活動により、一時的に体温は上昇しますが、維持することはできません。
また、体温が低くなるとそれだけ基礎代謝量が減り、脂肪を燃焼しにくい身体になります。
次の昼食までエネルギー不足の状態が続き血糖値は下がり気味になります。
下がった血糖値を補おうとし、空腹感もあいまって昼食や夕食で必要以上の食事をとってしまうことにもつながります。
すると、血糖値は一気に高くなり、インスリンが過剰に分泌され、糖を脂肪として取り込むことになり体脂肪が増加し、太りやすくなります。

メリット⑤睡眠の質を高める

私たちは太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットしています。
その約15時間後に、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が始まり、自然な睡眠を促すことができます。
このメラトニンの働きが質の良い睡眠のポイントです。
また、就寝前については、寝る3時間前には食事を済ませておくことが理想的です。
食後は胃腸が活発に活動するため、寝付けない原因になることが考えられるからです。

まとめ

以上、朝食を食べることによるメリットをご紹介しました。
毎日を充実させ心身ともに健康でいるために、そしてトレーニングの質を上げるために、朝食を食べる習慣をつけましょう!
食事内容としてはできるだけ、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。
余裕があれば、牛乳・乳製品、果物も組み合わせるとなおバランスのとれた食事となります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!🙇‍♂️

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