日常のダイエットQ&A ご飯とパンならどっちが太りづらいの?  

Q&A

こんにちは!弘前市大清水にあるパーソナルジムLeeFの管理栄養士トレーナー神です!

私がよく聞かれる疑問をピックアップしてお話ししたいと思います!

今回は「ご飯とパンならどっちが太りづらいの?」という疑問について栄養学的に解説したいと思います!

栄養価の比較

栄養価を比較してみましょう!

ご飯の栄養価(茶碗1杯分)
カロリー:218kcal たんぱく質:3.3g 脂質:0.8g 糖質:47.8g 食物繊維:0.4g

パンの栄養価(食パン8枚切り2枚分)
カロリー:224kcal たんぱく質:8.0g 脂質:3.8g 糖質:38.0g 食物繊維:3.8g

比較すると、主に、たんぱく質、脂質の量が異なっていますね!

それぞれの栄養価が分かった所で、次に、ご飯とパンの良し悪しを解説していきます。

ご飯のメリット・デメリット

ご飯のメリットは脂質がほぼ0ということです。余分なカロリーを避けながら、エネルギー源となる糖質を摂取することができます。また、比較的、腹持ちが良いということもダイエット中には利点になります。白米を玄米にするとより腹持ちが良くなり、食物繊維も多く摂取することができます。他には、おにぎりにすることで、持ち運びがしやすく、間食を手軽にとることが可能です。

逆にデメリットは、GI値(グリセミックインデックス)が高いことが挙げられます。GI値とは血糖値の上げやすさを示す値です。この値が高いと、食後の血糖値が急激に上がりやすくなってしまいます。ご飯はその値が他の炭水化物の中でも高めなので、血糖値が上がりやすくなります。血糖値が急激に上昇すると、血糖値を正常の値に戻すホルモン(インスリン)が分泌され、体脂肪合成が促進されます。やはり、白米よりも玄米の方がGI値も低いため、ダイエット中はおすすめです。

パンのメリット・デメリット

パンのメリットはたんぱく質も豊富に含まれているという点です。小麦たんぱくにはなりますが、肉や卵と一緒に食べることで、体内でアミノ酸の利用効率を上げることができます。糖質を補給しながら、たんぱく質も同時にある程度摂れることは、とてもダイエットにとって良い事になります。また、パンもいろんなタイプのものがありますが、できるだけ茶色のものを選ぶと良いです。例えば、胚芽パンや全粒粉パンのようなものを選ぶと、食物繊維も摂取できますので、体にとって良い効果がたくさん得られます。

逆にデメリットは腹持ちが比較的良くなく、空腹感を感じやすいという点です。ご飯と比べて、水分量も少ないことがこの原因の1つです。食べ過ぎに注意が必要です。GI値という観点では、ご飯(白米)よりは低めですので、パン(胚芽パンや全粒粉パン)の方が良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

結果的には、ご飯もパンも良い部分がそれぞれにありますので、それをある程度分かった上で、自分の好みにも応じた形で選択できると良いかと思います!

私の考えは、1日の摂取量を守れば、ダイエット中に食べてはいけない食べ物はないという考えです。

できるだけストレスなく、ダイエットとうまく付き合うことが成功の鍵になります!

今回の記事について、またはその他ダイエットのことなど疑問があれば、ぜひお問い合わせページからお気軽にご質問ください!

今回は以上です!ありがとうございました!

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